【2021年最新】韓国の最新渡航情報をご紹介!隔離期間が免除されるって本当?
日本ではだんだんと新型コロナウイルスの新規感染者数が減少しています。
緊急事態宣言も全面解除されることから、そろそろ海外旅行を楽しみたい!と考えている方も多いはず。
そこで今回は2021年9月末時点の韓国の最新渡航情報をご紹介します。
目次
「早く韓国に行きたい!」現在の渡航情報をチェック!
新型コロナウイルスの流行から1年半が経過し、ステイホームも当たり前の日常になってきましたね。
その一方で、韓国は日本からとても近い海外旅行地でもあるため年に数回旅行を楽しんでいた方も多いはずです。
日本では9月に入り新規感染者数が減少していますが、お隣の韓国の状況はどうなっているのでしょうか?
今回は2021年9月末現在の韓国の渡航情報と合わせて、新型コロナウイルス新規感染者数や韓国政府の対応などをまとめてご紹介します!
【2021年9月末】韓国の新型コロナウイルス新規感染者数は?
2020年から世界中で大流行している新型コロナウイルス。
ヨーロッパなどではロックダウンしていた国もありましたが、現在は屋外でのマスク着用が不要になったというニュースも見かけます。
日本でも9月中旬から新型コロナウイルス新規感染者数が減少傾向。
しかし、まだマスクの着用は義務付けられている状況であり気を抜くことはできません。
その一方、韓国では9月に入り新型コロナウイルス新規感染者数が増加!
9月24日からは6日連続で「曜日最多」の記録を更新しています。特に9月25日には1日あたりの新規感染者が3271人となり、過去最多を記録。
連日、平均して2177人の新規感染者が確認されており、累計感染者数は30万8000人を超えました。
新規感染者数が急増している原因は?
現在、新型コロナウイルス新規感染者が急増している韓国ですが、これまでは「封じ込めに成功している」と言われていました。
流行の兆しが見えた2020年2月下旬時点で早い対策を取っており、希望する方は誰でもコロナの検査が受けられるように。(現在も可能)
飲食店などへの時短営業要請もとても早く、なおかつ日本とは違い違反をすると容赦なく罰金が徴収されていました。
しかし、なぜここにきて新規感染者が増加しているのでしょうか?
それは日本と同様に“国民の意識”が薄れてきたことが要因であり、特に韓国では9月中旬に秋夕連休がありました。
昨年は新型コロナウイルスを恐れ、地方へ帰省しなかった方が多かったはず。
しかし、あれから1年が過ぎ「もうそろそろ大丈夫」「ワクチンを接種したから」と地方へ帰省したり、旅行へ出かける方が急増。
その結果、全国的に新型コロナウイルス新規感染者が拡大。
また10月にも2週続いて3連休があるため、さらに感染が拡大するのでは?と懸念されています。
【2021年9月末】韓国では「社会的距離の確保4段階」を実施
現在、韓国では「社会的距離の確保」4段階が実施されています。
これは日本における「新型コロナウイルス感染警戒レベル」と同じような位置づけのもの。
2020年12月時点では2.5段階だったものの、現在は新規感染者の増加に伴い4段階となり、さらに厳しく制限がされることになりました。
社会的距離の確保4段階ではどんな制限があるの?
では、韓国における「社会的距離の確保」4段階ではどのような制限があるのでしょうか?
【生活】屋内外公共の場所、交通機関でマスク着用を義務化
【学校】基本的には全面はリモート授業。(受験生は除く)
【学習塾】基本的には全面はリモート授業。
【カラオケ】営業禁止
【宗教施設】対面での礼拝を禁止
【カフェ】テイクアウトのみ可能。店内での飲食は全て禁止
【飲食店】22時以降の営業を禁止。22時以降はデリバリーまたはテイクアウトのみ
【ジム・体育施設】社会的距離が確保できない施設は利用禁止
「社会的距離の確保」が4段階に引き上げられたことにより、このような制限があります。
また、私的な集まりに関しては昼間は4人まで、午後6時以降は2人までに制限。
しかし、ワクチン接種完了者が含まれている場合には6人以上の集まりも可能になります。(昼間は2人以上、午後6以降は4人以上の接種完了者)
その一方で、これまで厳しい対策が取られていた結婚式場では食事を提供しない場合に限り99人までの参加が認められています。
韓国でも新型コロナウイルスワクチン接種がスタート!
日本と同様に、韓国でも新型コロナウイルスワクチン接種がスタートしています。
9月末時点でのワクチン接種完了者(2回接種)は2320万人。
これは全国民の44.9%となります。
また、ワクチン接種は強制ではなく、あくまで「感染後の重症化を防ぐ対策」と発表されています。
【2021年10月1日】ワクチン接種完了者に対する隔離期間を免除
日本でも新型コロナウイルスワクチン接種は強制ではないものの、ここにきて嬉しいニュースが届きました。
韓国政府中央防疫対策本部は、2021年10月1日以降、予防接種完了者の隔離免除適用除外国から日本を外すことを発表。
これにより、日本人が韓国へ入国した際、14日間の隔離期間が免除されることになります。
14日間の隔離期間はかなり長いため、これは渡航できる大きな一歩と言えそうですね。
日本に帰国した際には14日間の隔離期間あり
しかし、まだまだ安心はできません。
韓国へ入国した際の14日間の隔離期間は免除されますが、日本ではまだ入国時に隔離期間があります。
公共機関を利用することは禁止されており、自宅で過ごす場合にも自家用車などで移動することが必要。
隔離期間中に新型コロナウイルスへの感染が発覚したというケースも多いため、まだまだ予断を許せませんね。
引き続き韓国への入国にはビザが必要
2021年10月1日から、韓国への入国の際にはワクチン接種完了者に限り14日間の隔離期間が免除されることが分かりましたね。
日本での隔離期間はあるものの「これなら韓国に行けそう!」と思った方も多いのではないでしょうか?
しかし、残念ながら2021年9月末現在、まだ自由に韓国旅行に行くことはできません。
2020年4月から、韓国では入国に関しビザが必須となっており、誰でも簡単にビザが取れるわけではありません。
旅行を目的としたビザは許可が下りず、仕事であってもビザが下りるのは大変…。
またすべての外国人に対して2020年4月5日までに発行された一時取材(C1)や短期訪問(C3)のビザの効力が暫定的に停止されています。
なおワーキングホリデーに適用される観光就業(H-1)も許可されておらず、D-2(正規留学)の留学ビザに関しては学士、修士、博士、交換留学等大学の正規課程を受講する人のみに限定。
しかし、こちらもビザが下りるまで1カ月以上を要しています。
韓国側はビザ取得について「新型コロナウイルス対策の一環」としていますが、日本政府の入国制限に対する事実上の対抗措置という見方も。
そのため新型コロナウイルスの感染拡大が終息しても、まずは日韓関係の修復という問題が待ち構えているようです…。
まとめ
2021年9月末現在の韓国の渡航情報と合わせて、新型コロナウイルス新規感染者数や韓国政府の対応などをご紹介しました!
ご紹介したように、韓国では新型コロナウイルス新規感染者数が増加傾向にあるため、まだまだ「100%安全に渡航できる」とは言えません。
また日本でも今後、再び感染者が増える恐れもありますね。
下記の記事では韓国料理のお取り寄せランキングをご紹介しているので、今はまだ自宅で韓国気分を楽しむことをおすすめします♡
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