2020/12/15
【2020年最新】韓国の現在のコロナ感染者数は?旅行にはいつ行ける?
日本でも猛威をふるっている新型コロナウイルス。
「新規感染者が過去最高」というニュースを耳にすることも、最近では当たり前になってきましたね。
では、お隣・韓国の現在のコロナ感染者数はどうなのでしょうか?
韓国旅行にいつ行けるの?という疑問と共に、韓国の現在の状況をご紹介します。
目次
コロナ新規感染者が増え続けている韓国
韓国で新型コロナウイルスの感染者が急増したのは、2月下旬。
とある宗教団体の教会に通っていた人たちが多く感染し、大邱市と永川市で新規感染者が増加しました。
その後、3月に入り新規感染者は2桁台を維持していましたが、5月に梨泰院のナイトクラブでクラスターが発生!
さらに8月にも集団感染が発生し、宗教団体の集会がきっかけだったことが分かっています。
このように、韓国のコロナ感染者数増加は基本的に「原因が分かっている」ことが多かったのですが、11月から感染者が急増。
全国的に感染者が増え続けており、政府は「非常に深刻な事態だ」と発表しました。
2020年12月現在・韓国のコロナ感染者数は?
日本と同様に、新型コロナウイルスの新規感染者が増え続けている韓国。
2020年12月13日の新型コロナウイルス新規感染者数は1030人。
これは1日あたりの感染者数としては過去最多であり、なおかつ1日あたりの感染者数が1000人を超えたのは初めてのことになります。
ちなみに、2020年12月13日時点で日本の1日あたりの新規感染者の最高は3031人。
そのため、日本の数字と比べると「韓国はそこまで深刻じゃないのでは?」と思いがちですね。
しかし、日本の人口が約1億3千万人であるのに対し、韓国の人口は5,178万人と半数以下。
割合的に考えると、韓国の新型コロナウイルス新規感染者は決して低いとは言えず、市民の間にも不安が広がっている状況です。
韓国の現在の様子は?社会的距離の確保は2.5段階へ
韓国では「社会的距離の確保」において、現在5段階のレベル分けを行っています。
日本で「社会的距離の確保」というと人と人との距離を空ける「ソーシャルディスタンス」を意味するのですが、韓国の「社会的距離の確保」は日本における「新型コロナウイルス感染警戒レベル」と同じ意味になります。
段階が上がるごとに「飲食店の営業停止」「学校の授業はリモートで」など制限が設けられることになります。
そして韓国では新型コロナウイルス新規感染者の増加を受け、12月7日から「社会的距離の確保」が2.5段階へと引き上げられました。
9月にも2.5段階(当時は2段階)が施行されていましたが、今回の2.5段階はさらに市民の生活に大きな影響を与えているとのこと。
社会的距離の確保2.5段階ではどんな制限があるの?
では、韓国における「社会的距離の確保」2.5段階ではどのような制限があるのでしょうか?
【学校】全校生徒の3分の1にあたる生徒だけが登校可能。その他はリモート授業に切り替え。(受験生は除く)
【学習塾】21時以降の運営を中断
【カラオケ】営業禁止
【宗教施設】礼拝やミサなどを20名以内に制限
【カフェ】テイクアウトのみ可能。店内での飲食は全て禁止
【飲食店】21時以降の営業を禁止。21時以降はデリバリーまたはテイクアウトのみ
【ジム・体育施設】営業禁止
「社会的距離の確保」が2.5段階に引き上げられたことにより、12月13日現在このような制限があります。
この制限は年末まで続けられる予定で、コンサートなどももちろん開催できない状況。
さらに12月13日に、1日あたりの新規感染者数が1000人を突破したため第3段階への引き上げも検討されています。
世界的で高く評価されている韓国のコロナ対策
日本と同様に、新型コロナウイルス新規感染者が増加している韓国。
しかし、韓国の新型コロナウイルス対策は世界的に高く評価されてきました。
まず、新型コロナウイルスが流行しはじめた2月下旬時点で早い対策を打っています。
筆者はちょうどその頃、ソウル・明洞に足を運びましたが仮設テントが設置され、韓国人だけでなく海外旅行客に対しても「何か不安があれば立ち寄ってください」と促し、希望があれば検査を受けることができるシステムが取られていました。
日本と比べると飲食店への時短営業要請などがとても早く出るため、これまで感染者数の増加があってもそのたびに封じ込めに成功しているのも特徴。
飲食店に入店する前には名前や住所、電話番号などを記入する必要があり、これがクラスター発生時の追跡にとても役立っています。
さらに韓国では現在、公共機関などでマスクをしていないと罰金を取られる制度がスタートしており、防疫に関しても徹底。
日本の街中でよく見かける鼻をマスクから出していたり、少人数だからとマスクをしないなどは罰金対象に。(1回目は注意、注意を受けても従わない場合は罰金)
これらの対策は世界で高く評価されてきましたが、最近では新規感染者の増加を抑えることができず頭を悩ませている状況のようです。
コロナが収まった後、韓国旅行にはいつ行ける?
新型コロナウイルス新規感染者が増えている韓国ですが、韓国好きの方が一番きになることと言えば「韓国にいつ行けるの?」ということ。
ちょっと不謹慎かもしれませんが、やっぱり「そろそろ韓国に行きたい!」「韓国でショッピングをしたい」と考えてしまいますよね。
日本での新規感染者増加、そして韓国での新規感染者増加から分かるように、現時点で韓国に行ける目処は立っていません。(※留学生やビジネス目的を除く)
夏頃には「2021年の年明けには韓国へ行けるのでは」と言われていましたが、現在の状況を考えると実現は難しいはず。
はっきりと「いつ行ける」とは言えませんし、それは誰にも分からないこと…。
しかし、どんなに早くても旅行目的の場合は2021年春以降にならなければ韓国へ行けないのでは?と予想されています。
韓国旅行にはビザの問題も…
日本と韓国で新型コロナウイルス新規感染者が落ち着き、世界的に流行がストップしたと仮定してもすぐに韓国に行けるわけではありません。
韓国には現在、ビザがなければ入国できないようになってしまい、以前のように気軽に旅行に行くことが難しくなりました。
「じゃあビザを取ろう」と思いますが、このビザの手続きがなかなか大変で弾丸旅行などはほぼ不可能…。
ちなみに韓国が日本に対して「ビザなしでは入国させない!」としたのは、新型コロナウイルスが原因ではありません。
韓国側は「新型コロナウイルス対策の一環」としていますが、日本政府の入国制限に対する事実上の対抗措置です。
また、元徴用工問題なども関わっていると言われており、すぐにビザ免除停止が解除されるというものでもないはす…。
そのため、新型コロナウイルスの感染が落ち着いてもすぐに韓国に入国することは少し難しいのではと考えられます。
早く韓国旅行に行きたい!日本人ができるコロナ対策は?
韓国で新型コロナウイルス新規感染者が減り、ビザ免除停止も解除されたら「すぐに韓国へ行きたい!」という方も多いはずです。
しかし、韓国側として考えた場合毎日大量の新規感染者が発生している日本から、旅行客を受け入れることはとても怖いですね。
感染者がいない国からくる場合は安全ですが、あえて感染者が多い国の旅行者を受け入れることはしないはず…。
そのため、まずは日本で感染者を減らすために毎日しっかりとコロナ対策をすることが必要になります。
手洗い、うがい、アルコール消毒などを徹底して、国民ひとりひとりが高い意識を持つことが大切なのではないでしょうか?
まとめ
韓国における新型コロナウイルスの新規感染者数や、現在の状況をご紹介しました。
上記の情報は2020年12月13日正午時点での情報のため、今後変更になることもあります。
日本でもしっかりと感染対策をして、世界で新型コロナウイルスが早く終息することを願いましょう!
とりあえず韓国気分を味わいたいという方は、しっかりと対策をした上で新大久保を訪れてみるのも良いかもしれませんね♪
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