2018/05/18

【Kpop初心者必見】日本と韓国のアイドルのSNS・情報発信文化の違いって?

 

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今回は新たにKpopアイドルに興味を持った方のために、日本と韓国のアイドルの情報発信・SNSに関しての文化の違いについて解説していきたいと思います。

Kpopアイドルを好きになった時に最初につまづきやすい部分ですので、初心者の方はぜひ参考にしてください。

関連記事:Kpopアイドルのグループ名とそのファンクラブ名をまとめました♪

日本と韓国のアイドルのSNS・情報発信文化の違いって?

日本と韓国のアイドルの情報発信・文化の違いとはどのようなものなのでしょうか?

まず日本では、事務所の規制が強いなどの理由でアイドルの情報を得ようと思っても、ライブやテレビ、発売した曲の購入、握手会などイベントの参加など、決まり切った形でしか接したり情報を得ることができないケースが大半を占めます。

一方韓国では、自分たちのYouTubeアカウントで自主制作した動画を発信したり、グループやメンバー単位でTwitterやInstagramのアカウントを持ち、自分たちで様々な情報発信を行っているグループが多いため、好きなアイドルの情報を得ることができるタイミングが多くあります。

  • え?それだけ?
  • 日本のアイドルも自分のSNSアカウントで発信してる人もいるよ?

確かにそれだけでは大きな違いとは言えませんね。

それでは日本とは決定的に違う2つの韓国独特な文化についてご紹介します。

①ホームマスターの存在

これはアイドルが直接発信するのではなく、ファンが情報発信をしていくというものです。

韓国は日本よりも規制が緩く、アイドルの写真などを勝手に撮り、SNSにアップしても注意されるというようなことがほとんどありません。

そんな背景からファンの中から常にアイドルに付きっきりで写真を撮り、SNSへアップし、アイドルの情報発信を行う「ホームマスター」と呼ばれる人たちが生まれました。

ホームマスターは空港、ライブ、サイン会などあらゆるところに参加し、写真を撮り、その場に入れなかったファンたちへSNSを通して情報発信をします。

厳密にいうとホームマスターは別に事務所に雇われているわけでもないですし、ファンの中で代表して選出された人が許可を取って撮影しているというわけでもないので、非常にグレーな活動となっています。

それでもなぜ規制されず、その活動ができているのかとおうと、それがファン・アイドルの双方にメリットのある活動だからです。

ファンにとっては、自分たちが知れなかったアイドルの様子をホームマスターの写真を通して知ることができますし、アイドルにとって、ホームマスターの撮ってくれた写真が拡散されることで、そのグループをより知る人が増え、結果的にファンが増えることにつながるのです。

このホームマスターの存在によってブレイクしたグループがいます。

それがEXIDという4人組の女性Kpopアイドルです。

EXIDはデビュー後も日の目を見ることないアイドルグループだったのですが、ハニというメンバーーをファンが撮影した動画が「美しすぎる!」と急に話題になり、一気に拡散されたことでブレイクしました。

その影響で当時発表された「UP&DOWN」という曲は4ヶ月後に音楽ランキングを逆走し1位を獲得するという快挙を成し遂げました。

一般人の発信した動画にも関わらず再生回数が2600万回を超え、いわゆる”バズった”ことがわかりますね。

今ではEXIDは人気Kpopアイドルのスタンダードとなり、メンバーのハニはバラエティでも活躍するなど目覚ましい飛躍を遂げています。

その噂の動画がこちら↓↓↓

②V LIVE

韓国アイドルのみの情報発信媒体といってもいいアプリサービスがあります。

それが「V LIVE」というものです。

これはいつでもどこでもグループのメンバーが生放送をできたり、作成した動画を配信することができます。

そのため「V LIVE」活用の多いグループではYouTubeと同じか、それ以上に使っているなんてこともあります。

使い方は簡単で、登録し自分のアカウントを作れば無料で利用できます。

ですがランクがあり、有料会員にならなければ見れない動画や使用できないサービスもあります。

主な違いとしては以下の通りです。

【無料会員】

  • グループのメンバーが発信する生放送
  • MVなどの動画
  • グループの自主制作動画の無料版

【有料会員】

  • ・有料会員限定公開のグループの自主制作動画・写真
  • ・メンバーとのチャット機能

無料会員でも十分に楽しめるサービスになっているので、もし興味のあるグループがある方はぜひ登録してみてくださいね。

まとめ

日本と韓国のアイドルにおけるSNS・情報発信文化の違いについて解説させていただきました。

特にホームマスターの存在に対して

  • どうしてそんなつきっきりでいられるの?
  • お金はどこから出てるのか?

と思われた方、驚かれた方もいるのではないでしょうか?笑

実はホームマスターの方々は自分自身の撮影した写真を元に写真集や応援グッズを作り、自主販売することで生計を立てれるくらいの稼ぎを得ているのです。

アイドルを撮った写真でグッズを作成→稼ぎを得る→またアイドル撮影の活動にお金を回す、という仕組みですね。

最初に存在を知った時は世の中どのようなこともビジネスになるのだなと感心してしまいました。笑

もしかするとアイドル文化の日韓交流が盛んな今、日本でもホームマスターなる存在が生まれるかも知れませんね。

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