2018/05/21
【Kpop初心者必見】日本と韓国における音楽業界の5つの違いとは?
韓国と日本では音楽業界の仕組みに多くの違いがあります。
今回はKpopアイドル独自の音楽業界のシステムや日本の音楽業界との違いなど、5つの観点から解説していきたいと思います。
新たにKpopアイドルに興味を持ったという方はもちろん、韓国の音楽業界の仕組みはどうなっているの?と疑問をお持ちの方はぜひ参考にしていただければと思います^^
日本と韓国における音楽業界の5つの違いとは?
①カムバック
Kpopを少しご存知の方は「カムバックいつかな〜?」とか「もうすぐカムバ!」なんて言葉を聞いたことがあると思います。
初めは「カムバック、カムバって何?」と疑問に思いますよね?
「カムバック」とは文字通り英語での「Come Back」のことで、韓国の音楽業界では「新曲を発表し、プロモーション活動する」ことを意味します。
「カムバ」はその「カムバック」を略した言い方ですね。
日本と比べ韓国は、テレビ出演というと音楽番組の出演のイメージが強く、基本的に新曲を出さなければテレビ露出は減ってしまいます。
ですので、新曲が出るタイミングはテレビ出演など露出が多くなる時期となるので「新曲をひっさげてカムバックする」という表現がされるのです。
他にも「カムバック」にまつわる表現が色々あります。
- 新曲を発表し活動している:「カムバ中」「カムバ期間」
- 活動の最初の音楽番組でのステージ:「カムバックステージ」
- 最後に出演するステージ:「グッバイステージ」
また「カムバック」する際はカムバックする日に合わせ、カウントダウンするような感じでティザーPV(新曲を小出しにしてるMV)を流したりし、注目を集め大々的に活動を行います。
②音楽番組
先ほども少し触れた通り韓国では、アイドルのテレビ出演=音楽番組出演というほど音楽番組の力が強いです。
また。それぞれの音楽番組では独自の採点方法で毎週アーティストをランク付けされ表彰が行われます。
そのため、アーティストにとってはCDセールス・音源ダウンロード数や音楽祭などの受賞と同じくらい、音楽番組で1位を取ることが重要項目になっています。
多くのKpopアイドルグループは音楽番組で1位になることを夢見て大変な練習を乗り越えてくるため、初めて1位を獲得し泣く光景も珍しくありません。
ちなみに主な音楽番組は「Music Bank」「M Countdown」「人気歌謡」「音楽中心」「Show Champion」「The Show」の6つがあります。
人気アーティストになれば、すべての音楽番組で数週間にわたって1位を取り続ける場合があり、そのような時は10冠、11冠のように表現され記事のニュースになったりします。
③音楽祭
日本と違い、韓国には授賞式が多くあります。
日本は、レコード大賞などいくつか音楽部門での授賞式はありますが、そこを活動の目標とするほどの強い力を持つ授賞式は少ないのではないでしょうか。
韓国の授賞式は例えるならば、アメリカのBillboard Music Awardやグラミー賞、American Music Awardに近いものになり、多くの韓国アーティストが活動の目標とするものの1つになります。
代表的な授賞式には「MAMA(Mnet Asian Music Awards)」「MMA(Melon Music Award)」「Asia Artist Award」「GDA(Dolden Disc Award)」の4つがあります。
毎年年末年始に行われ、その年1年の活動が評価される授賞式となるため、多くのファンや視聴者から注目される授賞式となります。
④応援方法の違い
韓国では年末の授賞式や活動期間の音楽番組など、表彰が大変多いことは先ほどご説明させていただきました。
そのため、表彰を得るための受賞がアーティストやファンにとって目標となってきます。
それぞれの音楽番組、授賞式で評価方法が違い、またその評価方法がしっかりと公表されています。
ですので、活動期間アーティストのファンたちは1位を取らせるために計画を練るのです。
ここが日本と韓国のファンの応援方法が大きく違ってくるポイントになります。
この違いから、Kpopアイドルのファンは「集団として一致団結してアーティストをサポートする」という意識がとても強いファンダムが出来上がります。
新曲が発表すれば、YouTube再生回数を稼ぐためにたくさん曲を聴いたり、CDを買ったり、音楽番組が行う投票に参加したり、Twitterなどでハッシュタグやメンションをつけてツイートを行なったりなど、応援方法は様々ですが、日本とは違い多くの応援方法があることがわかると思います。
⑤掛け声がある
Kpopアイドルは基本的に新アルバムのメイン曲には必ず掛け声が付きます。
ファンたちはその掛け声を覚え、音楽番組の収録時、ライブでの演奏時、年末の授賞式などでその掛け声で一緒に歌います。
Kpopアイドルのライブに行ってみたいという方は、ぜひそのグループの掛け声を覚えて行かれることをお勧めします。
掛け声を覚えれば、さらにライブを楽しめること間違いないなしですよ♩
まとめ
Kpopアイドル独自の音楽業界のシステムや日本の音楽業界との違いを5つの観点から解説していきました。
- ①カムバック
- ②音楽番組
- ③音楽祭
- ④応援方法の違い
- ⑤掛け声がある
思ったよりも日本とのシステムの違いが多いですよね?
ファンの結束が強いKpop業界は、本当にアイドルとファンが一緒になって上を目指している、応援している、と思える仕組みになっています。
新しくKpopアイドルを好きになられた方は、この記事にあるような韓国の音楽業界のシステムを知った上で、自分の好きなグループを応援されると、より一層楽しみながら応援できると思いますよ♩
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